カテゴリ:子どもたちの活動
着衣泳を実施しました
本日、今年度の水泳学習の最終日でした。今年は日中の天候が安定したこともあって、各学年とも順調に水泳学習を実施することができました。当初の予定にはなかったのですが、命を大切にする指導の一環として、高学年が着衣泳(着衣水泳)を実施しました。
着衣泳で指導したポイントは次の通りです。
(1)服を着て泳ぐのは難しいのを体験しましょう。
(2)力を抜いて上を向いて浮きましょう。
(3)岸にいる人はあわてて飛び込まず、浮く助けになるものを投げ入れましょう。
(4)ペットボトルなどの助けを借りて浮き、助けを待ちましょう。
実際に使わなくて済むのが一番ですが、万が一のために体験してもらいました。
(1)服を着てクロールで泳ぐのは大変なことを実感しました。みんな左側に向かっているのですが、うまく泳げず、立ち止まっています。
(2)力を抜いて浮く体験。上向きで、とにかく顔を出して浮くコツをつかむようにしました。
(3)岸にいる人はあわててとびこまず、浮く助けになるものを投げます。ペットボトルは少し水を入れた方が安定して投げられます。
(4)ペットボトルを胸に抱え、ラッコのような姿で助けを待ちます。コツをつかんだ子は楽な姿勢で浮いていられます。
今回はあくまでも体験ですが、命を守るための行動について考える機会になってくれれば幸いです。
無事、今年度の水泳学習を終了することができました。
参考:
「服のまま落ちたらどうする? 知っておこう着衣水泳」<日本財団 海と日本プロジェクト in東京>
https://tokyo.uminohi.jp/information/202107chakui/