富岡小学校の子どもたちは、掃除の時間にとてもよく拭き掃除をしてくれます。改めて大掃除をする必要がないくらいです。

　１５１年の歴史がある富岡小学校ですが、航空写真で見ると１００周年の時と変わりありません。校舎も体育館もプールも５０年以上使われています。こうして、子どもたちが毎日きれいにしてくれるのでそれを感じないほどです。本当に、ありがとうございます。（撮りためた掃除中の写真です。）

　本日、２学期の終業式を迎えました。２学期は様々な行事も多く、保護者・地域の皆様にご協力をいただきましてありがとうございました。

　終業式といえば通知表渡し。担任によって、教室の場所によって、季節によってやり方がいろいろ変わります。廊下から見えた通知表渡しの様子です。

所沢警察署生活安全課少年係から講師の方をお迎えして、６年生が薬物乱用防止教室を行いました。

コロナ禍前は高校生に向けた話だったのですが、コロナ禍後は中学生が対象になるほど低年齢化しているそうです。その意味で中学生になる直前の６年生がしっかりと話を聞いていました。

インターネットで流れている情報には正しくない情報も当然あるのですが、複数のサイトで「○○は大丈夫」のように書かれているだけで子どもは信用してしまう危険な面があります。早いうちから正しい情報を学ぶことや、授業だけでは学べない危険な面をさらに知ることができたことができて、とても良い機会となりました。

　１年生が算数の教科書にあるプログラミングに挑戦。「うえにすすむ」と「みぎにすすむ」の２種類を組み合わせて行きたい場所へ進みます。下と左がないので戻れません。多く入れすぎた子は、枠の外に出て迷子に。でも、すぐに直していました。こういったものをすぐに扱えるようになるのも、今時の１年生です。

　今日は、AETのジョン・ウインドルさんの英語の授業がありました。午前中の4時間で５・６年生4クラスの授業。ハイテンションで４時間。「楽しい～」と言えるところがジョンさんの素晴らしいところです。

　クリスマス関係の単語を発音しながら、ゲーム形式も入れて、楽しく学んでいました。

５くみがお菓子作りをしました。さといもとさつまいもを使ったお菓子です。皮をむいて、つぶして、形を作ってと、いろいろな作業をした後に、形を整えて焼きました。おいしく食べて大満足だったようです。

　５年生の調理実習は、ごはんとみそ汁です。朝、登校してえすぐに家庭科室に行って、お米に吸水させます。

その後、にぼしで出汁をとったみそ汁作り。おいしくできて満足そうに食べていました。

　６年生の調理実習は炒め物です。朝食のイメージで、ジャガイモや小松菜、ベーコンなどを使って調理します。協力したり相談したりしながら、自分たちのメニューを作っていました。

　６年生が、野口英世記念会の出前授業を受けました。講師は鍋谷正則先生。鍋谷先生は、＜公益財団法人　野口英世記念会＞の参与として、出前授業を担当して各地を回られています。本来は、福島県の猪苗代にある野口英世記念館に修学旅行等で訪れる学校の事前学習としての出前授業ですが、特別にお願いして実現しました。

　旧千円札の肖像画の野口英世は、新千円札の北里柴三郎が所長を務めていた伝染病の研究所で助手を経験したそうです。子弟関係での肖像画の交代になります。

　貧しい家に生まれ、幼少期に左手にやけどを負うハンデを背負いながら努力で克服した、母思いの野口英世の５１年の生涯を、６年生にもわかりやすく伝えていただきました。

　鍋谷先生、ありがとうございました。

　５年生が、「デジタル社会の入り口で身に着けておきたいネットやスマホとの付き合い方」という題で話をお聞きしました。講師は＜草の根サイバーセキュリティ推進協議会＞の事務局長で、株式会社ラックの清水将人さんです。

　インターネットの特徴や特性から、投稿する際の注意、炎上の末路まで、実例をあげながらわかりやすくお話ししていただきました。ネット利用により被害者にも加害者にもなる状況ですが、原則は自己責任です。また、デジタル社会で活躍するためには、国語、算数、理科、社会、英語の基礎が必要ともお伝えいただきました。清水様、ありがとうございました。

　また、学校保健委員会として、保護者の方にも参加していただきました。お忙しい中、ありがとうございました。

　急速にデジタル化が進み、こういった講義も「卒業までに１回」では済まなくなってきました。決して、スマホの利用を進めているわけではありませんが、いつか持った時のために各学年で１回は開催していくことを検討中です。ぜひ、ご家庭でも、スマホの使い方について話し合ってください。