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全校朝会「夏休みに本を読もう」

 7月に入り、もうすぐ夏休み。一足早く、「夏休みには本を読もう」という話をしました。

 1冊目に紹介したのは、読書感想文コンクール課題図書の「給食室のいちにち」(大塚菜生 文 イシヤマアズサ 絵 少年写真新聞社 1,870円)です。

 ついついyoutubeなどの動画での紹介動画で何でも分かった気になっている子どもたち。ぜひ、本でじっくりといろいろなことを知ってもらいたいと思います。

https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html

2冊目は「笹森くんのスカート」(神戸遥真/著 講談社)

 LGBTQをテーマにした小説が多く出版されています。この本もタイトルからするとそういう話なのかと思いますが、それだけではなく、一人ひとりの切実な問題を扱っています。高校生が主人公ですが、「埼玉夏休みすいせん図書」の「5~6年生向」として選ばれているくらいですから、高学年が読んでも共感できるところはたくさんあると思います。

 大人が読んでも、「小説を読むのって面白い」と思える本です。

http://www.saikyou.co.jp/serieslist/suisen/natu_suisen.html

 3冊目は、個人的に好きな本の紹介です。「猫弁シリーズ」です。

 なぜか猫を助けるような相談ばかり来る弁護士なので「猫弁」と呼ばれている主人公。何を考えているかわかならないところもありますが、見事に問題を解決してくれます。登場人物がみんなやさしくて、読んでいて心地よい小説です。高学年でもきっと読めると思います。

「猫弁と幽霊屋敷」(大山淳子 講談社)

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000364185

夏休みに、子どもたちが素晴らしい本と出会えることを願っています。